トトリエ洋裁教室

トトリエ洋裁教室

衣・食・暮らし


お正月からずっとテキトーだった晩御飯。

今日はなんかスイッチ入った。

今日の夕飯

大好きな 粕汁 が大好きな感じの濃度で仕上がったし、チキンカツは胸肉を使ったのに高温でサッとあげたからふっくらジューシー。

粕汁のダシ汁が多すぎたから別鍋に取って冷凍してたほうれん草とか、余ったお揚げさんとか、こんにゃくとかテキトーに放り込んだ煮物と、スライサーで切って酢とかハチミツとかテキトーに混ぜて和えただけの箸休め的なカブラと赤大根のマリネ。

ベビーリーフは添えただけやしベビーキャロットなんかはもうテキトーにカツのついでに揚げた。

1番作りたかったのはドロドロの粕汁。

料理屋さんを開くつもりなんて全く無いけど、上手くできた時はこうして載せる。

誰かに見てもらいたいし、すごいねって言われると気分が良い。

やる気もでる。

あー。

洋裁と同じやなーって思う。

よく、洋裁教室で、『ココをこうしたらフリルになる、とか、ギャザー寄るとか、そういう発想が出てきません。』て言われるんですが、実はほとんどは料理と一緒なんです。

初めから、カブラと赤大根をマリネにしようと思っていたわけではないし、ほうれん草もこんなよくわからない煮物にする為に冷凍してたわけじゃない。

長い間、料理を毎日(?)作って行く中で、カブラをマリネにしたら美味しい、とか、マリネにするには酸っぱ過ぎないお酢の量とか、ほうれん草の茹で具合なんかもつかめてくる。

新婚の頃は、夫の好みも分からずドロドロの粕汁を出しては

『食べてくれない😭』なんてメソメソしてたけど、どんな味付けにすればこの素材は食べる人にとって好みの味になるか?

毎日毎日頭の中のレシピは更新されていって、いつの間にか、クックパッド無しでも夕飯が出来上がるようになる。

それはぜーんぶ、洋裁と同じ。

初めは縫いやすい綿のオックスとかでレシピ通りに巾着とかから始める。

それは、目玉焼き🍳から料理を覚える。とかと同じだと思う。

初めは目玉焼きだって焦がしてしまうこともあるけど、慣れてくるとハムエッグにしたり、同じフライパンで半熟とカチカチに仕上げたりできるようになる。

レシピには、ハムと卵って書いてあるけど、別にベーコンでも、ソーセージでも作れるってこともわかるようになる。

目玉焼きを作ったことも無いけれど、茶碗蒸しを作りたい、とか言われるとちょっと困る。

やっぱりまずは一度目玉焼きを………と思う。

目玉焼きは目玉焼き、ではなくて、どの位の火加減だとどのくらい卵が固まるのか?

そんな事を掴んで欲しい。

そして、『今日はこんなのできました』ってSNSとかに乗せて欲しい。

そしたら『チキンカツ私も食べたい😂今度作って』てな具合で『そのチュニックかわいい😍私のも作って!』てなる。

実際に作るかどうかは別の話だけど、悪い気はしないし、その気になれば作ってあげたらいいと思う。

『ちょっと教室でもいってみようかな?』と思ったら、トトリエにきてください。

しばらく習っている内に『マルシェとか、出してみようかな?』とか、『ネット販売してみようかな?』てなってきたら、チャレンジしましょう。

オーダーを頂いたりしたら一緒に形にして行きましょう。

あれ?

いつのまにか教室の宣伝になってしもうた。